日誌・連載コラム

いわゆるブログコンテンツとして、当会からのお知らせや活動をご紹介する【仏教と日々の日誌】、
また連載コラム【信仰のススメ】を中心に掲載しています。【信仰のススメ】は原則、毎週水曜日に更新しています。

2019.02.20

【連載コラム】信仰のススメ

2月20日【連載コラム】信仰のススメ 第279回

第279回 「自分勝手でいい!」

法華経は大乗仏教といいます。大乗仏教とは、多くの人を乗せて悟りの岸へ連れていくことのできる教えであり、自分だけが悟りの岸へ行こうとする小乗と対比して使われます。

法華経が大乗の教えであるので、自分だけの幸せを願う事は間違いで、法華経行者たる者、一人でも多くの幸せを願うべきであると教えられています。

ところが実情を見てみますと、積極的に信仰を持とうと思う人は何かしら不安な事を抱えている場合が多いのです。
今の不幸は先祖の苦しみを清めないといけない、と言って、先祖供養を勧められることはよくありますね。また、自分が苦しみから逃れるには勧誘しなければ、とも言われます。法華経を全く知りもしないで半ば強引にさえ見える場合も少なくありませんね。
これらのことは法華経とは全く別の次元の話であり、誤ったやり方ではあるのですが、自分がまず幸せになりたいと願うことは間違いなのでしょうか?

大乗の教えだからと言って、自分が幸せになれない教えを人に伝えようとは思えないですよね。まず自分が幸せの見本になることはとても大切で正しい方法なのです。

そのためにまずやらなければいけないことは、幸せになるために、何をどのように考え、どのように実践すれば良いのかを学ぶことです。
不幸の原因は先祖にあるのではなく、自分の持ち来った魂にあるのだと知る事です。欲があるから満たされない不満に憤り苦しみとなるのです。

誤った方法で人に伝えようとすれば、反対に法華経に対して不信感を抱かせることになりかねません。その罪は軽くはないでしょう。
まずは「幸せになりたい」と強く願い、苦しみや悲しみの原因を、法華経に従って取り除き、自分自身を改善していく事が幸せへの近道です。本当の幸せはこの方法でしか得られないのです。
正しい方法で、自分勝手な願いを持ちましょう!「幸せになりたい!」と。

正しい方法で幸せになったあなたは人格が向上し、明るい笑顔の絶えない人になるでしょう。そんなあなたをみた人は、「どうしたらあなたのようになれるのですか?」と尋ねることでしょう。

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